7/6(土)にたくさんの人の力を借りてビオトープを作りました!感謝しかありません!下準備の様子を含めてまとめたので是非ご覧ください!
2024.6.05~6.10
男の子たちが突然穴を掘る遊びを始めたので、「ビオトープを作る予定だからどうせならここ掘って!」とお願いして「いいよ!やるやる~!」と乗ってくれたのでビオトープ作りスタート。
暑い中頑張ってくれました。荒堀作業があっという間に終わりましたね。
2024.6.21~6.26
木枠づくりと木枠にあわせた穴の微調整の作業を行いました。木枠作りでは5年生の子が頑張ってくれました。作業をしていくうちにインパクトドライバーの使い方がうまくなり、安心して任せることが出来ました!
穴掘りの方では掘っていると「根っこがある!」と声が。確認してみるとこどもリビングのシンボルツリー、「つどいの木」の根っこでした。
「ねえ、根っこ邪魔だから切ってもいい?」「いや、うまくよけて穴の一番下にしてあげれば切らないで済むから命をつないであげよう。」
こんな会話をして、周りの命に気を遣いながら無事に穴掘り終了。木枠周りにも隙間ができるように仕上げました。
2024.7.03~7.05
最後の下準備!穴掘りが終わったので割栗作業を行いました。いっぱい石を入れ、蛸で締めながら地盤が沈下しないように固めました。石は隣の敷地の遠藤さんが畑を耕した際に出たものを使います。石や炭、木、土なども入れ、隙間を作りつつ安定したものを作ります。隙間があればそこに植物の根や菌糸が伸びて来て、水と空気を通しつつより強固な地盤にしてくれます。木枠の外周部分も同じように水と空気が通るように行いました。
学校から帰って来た際に蛸や足で一締め。お迎えが来て帰る前に一締め。各々が自分のタイミングで手伝ってくれました。途中で木枠が浮くハプニングもありましたが、無事に万全の状態で下準備完了です!
2024.7.06
遂に三和土ビオトープ作り当日!朝の9:00からスタートです!9:00の時点では最初は7人で作業を始めました!実験結果で出たリビングの土7:消石灰3の割合で土を練って、ちょうどいい水加減を手感覚や五感で計りながら実際に叩いて確認しながら作業をしました!
「ちょっと水が多くてべたべたする」「こっち側が一番ちょうどいい」「次は少し水少なめだね」
みんなで計りながら感覚を共有して作業を進めていく。
「最初に蛸とか叩き棒でやると張り付く」「最初は足でやった方がいいね」
感じたことを共有して次の作業に活かしてより良いものに。とてもいい空間になっていました。
早い時間から皆さん手伝いに来てくれてあっという間に底部分が仕上がりました!
最後にみんなでいっぱい踏んで底部分を完成させて、立ち上げ部分を版築で行うため内側に木枠を設置!
ここからは周りに土を流して棒や足が入る人は踏んで締めました。底部分と違い木の棒で叩くことの方が多かったので少しペースダウン…予定の16:00には間に合わない形に。
みんな頑張ってくれてなんとか17:00に終わり無事に終了!
9:00〜17:00で計8時間で完成!ミニビオトープは6時間で完成したので、倍以上の大きさで8時間はかなりの速さではないでしょうか!
2024.708
週明け!養生中の隙間から触り当日に叩いた感触との違いを感じる。さらに以前作ったミニビオトープとの違いも実際に触れ感じる。
「硬い!」「硬い!すげえ!」「こっちのが硬い」
作っている時の感覚、完成後の感覚、完成して時間が経った後の感覚。同じものなのにいろんな違いを感じることができたと思います。
確認ついでにミニビオトープの濾過装置のところにリビングの畑で育ったトマトの苗を植えました。これでミニビオトープでは山と池の関係ができ、水の循環が見るだけでわかる環境になりました!
みんなで五感で感じたことをシェアしながらビオトープを作るために工夫して協力してできたことで、日本の昔からある結作業を感じる素敵な時間になったと思います。
みなさんにとっても実際にやってみて感じる土の変化、伝統工法の素晴らしさを知り楽しい体験になっていたら嬉しいです。
今度は2週間から3週間養生して、実際にちゃんと水が溜まるか確認します!無事に成功することを祈っていただけたらと思います!
また次回をお楽しみに〜!