ミニビオトープ完成後についてまとめました。観察した中での気づきがあるので是非ご覧ください!
2024/4/1
落ちてくる水がしっかり透明に!ろ過装置は無事に機能しています。
ろ過装置を載せている台がぐらつくので補強で火打ち材を取り付け。そわせて切るのが「難しい。」と言いながらも台を傷つけないように頑張ってくれました。
2024/4/5
数日様子を見ると、ろ過装置の水が水滴として落ちるとはねて飛んでしまい水が減っていくことが分かりました。なので滝のようにして水を流すことに!
今年中学生になる男の子が頑張ってくれました。インパクトドライバで上手に止め、あっという間に完成。
次は落川公園で取ってきた水草を入れ、周りに石を敷き、身近な雑草を植栽。最後にえびさんとタニシを入れました!「いい感じ!」「おしゃれになったね!」「この草いいかも。」
自然とこどもたちのアイデアで素敵な空間に変わっていきました!
最後の仕上げに看板づくり。中学生と三年生のコラボ作品で仕上げてくれました。
「ここはこうする?」「焼きペンで書こう!」
2人で相談し、協力して無事完成!ミニビオトープになじむ素敵なものに。
きっと生き物も喜ぶ空間になりますね!
2024/4/24
「えび全部死んでる。」
悲しいお知らせ。えびさんをいれた次の日にえびさん全滅。
調べてみると、えびは赤くなって死んでしまったので
・水質がアルカリ性である事
・アンモニアの濃度が高い事
が原因でした。三和土でビオトープを作る際、消石灰を使っているのでアルカリ性が原因なのも納得です。
解決として水を入れ替えたり、放置して様子を見ることにしました。
約20日後にpH試験紙で水質調査。
「6だ!中性だ!」「魚住めるぞ!」
無事に中性化に成功!三和土ビオトープではすぐに生き物が住めないこと、時間をかければちゃんと水質が変わり生き物が住めることがわかりました。
2024/6/5~6/10
「めっちゃタニシいる!」「やばっ!」
その後観察を続けるといつのまにかタニシが大量発生!4月に入れたタニシが生き残っていて命が増えていました。生き物が住めることがわかったのでミニビオトープ作り大成功です!
ミニビオトープの観察を通して、生き物が住めない場所から住める空間への変化。実際の原因と変化するための手段を体感しながら、考えて学ぶことが出来たと思います。
今後できるビオトープがどんな素敵なものになるかとても楽しみですね!
次回をお楽しみに!