ミニビオトープ、遂に水が溜まるか確認。結果はどうなのか?
2024.3.28
2週間養生したので遂にお披露目!うまくいくかドキドキの中3,2,1の掛け声でオープン!
「水が溜まってる!」、「これ何の水?」、「雨水じゃない?」
前日に降った雨が溜まっていて成功が確認できました。水を増やしても無事に溜まったので大成功です!
少し見た目が寂しいので石を置いておしゃれに。これから魚や水辺の生き物が来るのが楽しみですね。
2024.3.29
魚や水辺の生き物がいつでも来てもいいように水のろ過の仕組みを作りました!
まずはミニビオトープ作成に使用した型枠を利用して入れ物を作ります。小さいねじを頑張って打ち込んでいました。
出来た入れ物にリビングにある小石→焚き火で出た炭→砂→小石→布の順番に敷き詰めてろ過装置の完成!
次は水を循環させるためのモーターの電源を延長コードで持ってきます。人が通るので溝を掘って持ってきました。
無事に持ってこれたので、こうじさんの作った台の上にろ過装置を置いて稼働!すると落ちてくる水が「黒い!」「失敗?」となりましたが1時間ほど経ってから確認すると「めっちゃ綺麗!」ときれいな水に!最初は炭が流れてたのが原因みたいでした。
今回ミニビオトープ作りを通してこどもたちは、リビングの土で人造石工法と版築の技術を使えばビオトープが作れること、リビングの小石や焚き火で出た炭などを使い水をろ過できることを知りました。
そして使ったものはこの土地のもので、壊れても自然に還る環境に配慮したものです。こどもたちは感覚的にですが、「その土地のもので、環境に配慮したもので多様性が広がる環境を生み出せる」ことを知れたと思います。
また、できたミニビオトープは水の循環を表す存在にもなります。ろ過装置は今後アクアポニックスとして野菜も育てる予定で、水をきれいにしながら植物が育つ「山」。モーターはリビングの屋根にあるソーラーパネルで集めた太陽エネルギーで動いていて、水を吸い上げる山の木々の「根」。ミニビオトープは水辺の生き物が暮らし多様性が広がる「池」。ミニビオトープで雨などで溢れた水は隣の幼保園の畑に流れる仕組みになっていて畑も豊かになります。
自然の山と池の水の循環がある、多様性が広がる素敵な空間が出来ました。今後生き物や植物が来た時にどんな発展があるのか楽しみですね!少しでもこどもたちが豊かさを感じれる場になれば嬉しいです。
次回をお楽しみに~。