はたして人造石工法でビオトープが作れるのか?うまくいくことを願ってミニビオトープ作りを行いました。
2024.3.13
場所は幼保園の畑の隣。作業的に3~4時間かかりそうなので、叩きで疲れることを予想して事前に穴をほっておいて割栗石を行いました。蛸(地面を突き固める道具)で割栗石を締めていると早めに帰ってきたこどもたちが手伝ってくれました。「ビオトープできるの?」「蛸おもっ!」
興味をもって乗ってきたので早めにスタートすることに。
話し合いで決めた消石灰3:真砂土7の配合で土を練り、叩きスタート!薄く敷き、しっかり叩きます。
と、ここで事件発生。真砂土が一回目で終了⋯。消石灰はあるのでリビングの土でそのまま継続することに。
続々とこどもたちが帰ってきたのでスピードアップ!「よいしょ!」「おおっ!」足で踏んだり、蛸で締めたり、土を触って硬さを確認したり、五感を使って作業を行いました。
土を叩いていると「ひびが入ってきた」「なんか叩くほど割れるよ?」と意見が。どうしようかと聞くと「次のは水を多めにしよう!」となったので調整することに。そうすると今度は割れずにきれいに仕上がりました!作業をしながら変化を感じ、感覚で思ったことをやってみる。そんな姿を隣の保育園のこどもたちがみている。学びが広がっているなと感じる瞬間です。
底の部分が仕上がったので次は立ち上がり部分へ。版築の技術を利用して作ります。狭いけど足を頑張って入れて踏んだり、叩き棒で叩いたり、最後までみんな頑張ってくれました。
13:30頃から初めて終わったのは18:00頃。ミニだけど5時間を超える作業に。結果的にリビングの土を使うことになりましたが、自分たちの土地のものを使い、環境に配慮して手間や工夫をかけて頑張って作りました。こどもたちの中で1つの原則を知る学びになったと思います。
次は3.28に実際に水が溜まるか実験します!うまくいくことをみなさん祈ってください!
次回をお楽しみに~!