木は伐採され、道路が走り、土手の緑はコンクリート壁に姿を変える・・・こども達の遊び場がまたひとつ、消えます。
こどもリビングから見渡せる自然の風景が、区画整理事業によって全て失われてしまいそうです。一ノ宮の土手の緑は道路が通る事で失われ、集いの木が伐採された後には2mのコンクリート壁が直角に立ちふさがる事が決まってしまいました。毎日こども達が遊び戯れる土手の斜面。木登り、ターザンロープ、木陰木漏れ日を提供してくれる「集いの木」。そよ風になびく草花と空の風景が、一転して道路とコンクリートの壁に・・・信じられない話ですが工事着工に向けものすごい勢いで話は進んでいます。計画地に土地を借りる者として、先日ほぼ計画が確定した事を伝えられ、今月中には同意書に印を押さねばならない状況となりました。来年の春にはもうこの景色はないのか・・・意外にも地域に住んでいる人達はほとんどその計画を知りません。このまま泣き寝入りするしかないのか・・・つらい現実と向き合わねばならなくなりました。ますますこども達の暮らしにくい環境が加速します。